シーズン7におけるSRの弾速を比較しました。結果は以下です。検証動画はこの記事の一番下に貼っておきます。

弾数が減った瞬間からダメージ表示が出た瞬間までを測定(60FPS)。ストップウォッチは100ミリ秒の素材を使用しましたが、動画が60FPSなので0.02秒の差がどうしてもどこかで出てしまうのでこのデータはあくまでも比較としてみてください。で、このデータが分かったから何?って思う方多いと思います。0.01秒単位での違いなんて知っても仕方ないだろと。確かにこれを知ったところで、このデータを意識してゲームやることの必要性なんてほとんどないでしょうね。ぶっちゃけ、ただ僕が気になったので調べただけです。
・FPS(フレーム)について
データの解説の前にフレームレート(以下フレーム)について少し触れておきたいと思います。みなさんフレームって理解できていますか?簡単に説明するとモニターに映っている映像というのは、一枚絵を瞬間的に何度もモニターに映しているんです。この1枚絵を1フレームというんです。そして60FPSというのは1秒間に60回一枚絵を映しているということなんです(厳密にいうと映しているのがモニターで情報を送っているのがグラボです。だからモニターとグラボのスペックが大事と言われているんですね)。フレームについては後日、別記事でしっかりと書きたいと思います。今回は簡単に終わらせておきます。
・データの解説
クレーバーが一番早くて0.01秒、次にロングボウの0.03秒で、あとは0.05秒、0.06秒と続いていますね。
ここでフレームの話に戻ります。60FPSの1フレームが何秒なのか出しておきましょう。1秒間に60回情報を送っているので、1/60=0.01666…≒0.0167秒と出ました。2フレームだとこの倍で0.0333…≒0.0333秒。3フレームは0.0500秒。4フレームが0.0667秒です。
上の弾速のデータをフレームに変換します。すると、クレイバーは1F、ロングボウは2F、センチネルは3F、トリプルテイクとチャージライフルは4Fということになります。※このフレームやデータにある秒数値は測定した距離におけるものであり、距離が測定したところより近くなれば、又は遠くなればなるほど数値は変化し、その差は小さく、又は大きくなることに注意してください。まあでも測定した距離は割と実践的なSRの距離を選んだつもりなので、ある程度の指標にはなると思います。
このフレームの概念というのはゲーム(特にFPSや格ゲーなどの対戦ゲーム)をやる上では絶対で、フレームが早いほど、情報が速く届く=モニターに早く映し出される=相手に攻撃が早く届くんです。なので、例えばSRで撃ち合っているときに同時に撃った時にはフレームが速い方が相手に先に届くことになります。 データを見ると1Fくらいの差は出ていますよね。なので上のデータだけを考えた場合、理論的にはクレイバー>ロングボウ>センチネル>トリプルテイク、チャージライフルの順に強いと考えることができます。
・総括
今回はSRの弾速について比較検証しましたが、実際は弾速以外の要素がたくさんあり、回線や処理のラグはあるし、同時に撃つことなんて奇跡に近いので、上のデータを見て安易にロングボウ強いやんけ!とか考えないほうがいいです。今回は、あくまでデータ化しただけです。理由は僕が気になったからです。数値化してみたかっただけです。
ちなみに、人間が反応できる、体感できる限界は10F(約0.1秒)前後らしいですよ。検証動画です↓。